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スピーカのLowとHi
アンプとスピーカには、ローとハイの2種類が有ります。
ローインピーダンスの場合
そもそもスピーカとは、紙に電線を巻き付けただけのものですので、
そのインピーダンスは低く、6Ω 8Ω 16Ω のいずれかです。
それに合わせて、アンプは 2Ω 4Ω 8Ω で製品化されています。
よって、接続出来るスピーカの数は、1台か2台か4台に限られ、
アンプから出力した電力は、全てスピーカで消費されます。
つまり、スピーカの定格容量は、アンプより大きくしておかないと危険です。
ただし、実際は、アンプのノイズを低減させるため、
大容量のアンプを低出力で使用します。
100Wアンプ < 200Wスピーカ1台
パラ接続で2台 シリパラ接続で4台 も可能
ハイインピーダンスの場合
1台のアンプに多数のスピーカを接続できるよう、トランスを挿入して、
定格電圧を100Vに統一したものです。(70Vに下げる場合もあります)
考え方は商用100V電源と同じです。
定格電圧は、アンプの出力容量に関わらず、100Vと一定です。
よって、スピーカで消費される最大電力は、スピーカの定格消費電力です。
つまり、アンプの定格出力容量以内であれば、スピーカは何台でも接続可能です。
なお、アンプの定格容量は、
スピーカの合計容量より大きくしておかないと危険です。
100Wアンプ > 1Wスピーカ100台まで