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       トラブルが発生したら 

 

 

パソコンにトラブルはつきものです。

そこで、パソコンがおかしくなった時の対処方法を、まとめてみました。

おおむね、症状の軽い順に書いてありますので、この順番で試してみて下さい。

 

 

1 動きが遅い場合 変な動き方をする場合

   いろんな原因が考えられます。

   該当しそうなものをいろいろ試してみて下さい。

 

 

  ソフトを再起動する。

    一旦ソフトを終了し、再度立ち上げると直る場合があります。

    ただし、作成途中のデータは失われてしまいます。

      そこで、作成途中のデータを失わないようにするため、

ソフトを立ち上げた時点で即、空データを「名前を付けて保存」し、

      作成中に、適宜上書き保存するようにします。

      また、自動バックアップも有効です。

 

 

  Windowsを再起動する。

    ソフト再起動で治らないた場合は、Windowsを再起動します。

    ただし、シャットダウン後、10秒してから、電源ONです。

 

 

  Windowsをセーフモードで起動する。

    Windowsを再起動しても治らない場合は、一旦セーフモードで起動し、

その後、通常の起動に戻します。

@  電源ボタンを押したら、セーフモード選択画面が表示されるまで、

F8キーを連打します。

A  画面上でセーフモードを選び、ENTERキーを押します。

B  セーフモードで立ち上がったら、再起動します。

 

 

セーフモードとは

  Windowsと必要最小限のソフトだけを起動するモードです。

   動かなくなったパソコンを、とりあえず起動させ、修復するためのものです。

   余計な機能は一切起動していませんので、下記の作業に最適と言われています。

@  ソフトのインストールおよびアンインストール

A  ディスククリーニング

B  ディスクデフラグ

C  ウイルス退治

 

 

  モデムとルータの電源をOFF/ONする。

    インターネットが、やけに遅くなった場合の対処方法です。

    ケーブルモデムであれ、ADSLモデムであれ、ONU(光モデム)であれ、

    モデムはノイズにより誤動作すると、元に戻ることは無いようです。

    ルータも、たぶん同じだと思います。

    これらは、電源ONの時に、自動的に再設定するようになっていますので、

    一旦電源を切り10秒後に入れることにより、直る場合があります。

    なお、その順序ですが、

      切る時   パソコン  ルータ  モデム  の順

      入れる時  モデム  ルータ  パソコン  の順  です。

    もし、つながらなくなってしまった場合は、30分待って下さい。

 

 

  ウイルスを退治する。

    ウイルスは、いろんなルートで侵入します。

    ウエブサイト メール CD DVD USBメモリ 等。

    感染してしまったら、ウイルス対策ソフトで退治するしかありません。

 

 

  Windows UpDate の更新プログラムを削除する。

    まれに、Windows Up Dateを行うとおかしくなる場合があります。

    これが疑われる場合は、そういう記事が無いかネットで探し、

    更新プログラムの削除等の方法で対処します。

    なお、ウイルス対策ソフトのUp Dateでも、同じことが言えます。

 

 

  ソフトを再インストールする。

    ソフトを再起動しても直っていない場合は、

    ソフトが完全におかしくなっていますので、再インストールします。

 

 

2 固まった場合

   固まってしまった場合は、まずシャットダウンさせなければなりません。

   よって、強制的にシャットダウンする方法です。

 

 

  CtrlAltDeleteでソフトをシャットダウンする。

    CtrlAltDeleteを一緒に押す>タスクマネージャーの起動

    >アプリケーションタブ>終了させるアプリケーションを選択>タスクの終了

 

 

  CtrlAltDeleteWindowsをシャットダウンする。

    CtrlAltDeleteを一緒に押す>画面右下の電源ボタンを押す

 

 

  電源ボタンで切る。

    CtrlAltDeleteが働かない場合は、

    電源ボタンの長押しで、強制的に電源を切ります。

 

 

  コンセントを抜く。

    電源ボタンでもシャットダウンできないとなれば、

    あとはコンセントを抜くしかありません。

    しかし、Windowsを起動できるかどうか、おおいに疑問です。

 

 

 

再起動とシャットダウンの違い

    再起動は、Windowsが正常に動いている場合にのみ使用します。

    Windowsがおかしいので起動し直したいという場合は、

シャットダウンを使用します。

    理由

    再起動させた場合、Windowsを再起動させるためのサービスは動いています。

従って、Windowsは完全にはシャットダウンしていません。

             よって、不具合が、引き継がれる可能性があります。

    再起動させた場合、シャットダウンから起動開始までの間隔が短いので、

             放電が完全には行われず、電荷が残ることにより、

不具合も残ってしまう可能性があります。

 

 

3 Windows7の修復

  シャットダウンは出来た、セーフモードでの起動もできた、再起動もできた、

  しかし、それでも直らないと言う場合は、修復を試みます。

 

  セーフモード起動画面には、「コンピューターの修復」があります。

  これを選択すると、次の5つの作業ができますので、

  この中の、A  システムの復元を試みます。

 

@  スタートアップ修復

   Windowsの起動に関連のあるシステムファイルの、欠落や損傷を修復します。

   通常は、Windowsが起動しない時、自動的に起動し修復するものです。

   修復できなかった場合は、その概要を表示します。

 

A  システムの復元

   ユーザーが作成したファイルは残しながら、

システムファイルを過去のある正常な時点の状態に戻します。

   復元ポイントは、毎週自動的に作られていますし、

   プログラム デバイス ドライバー等の変更時にも、自動的に作られます。

   よって、原因となっていると思われる プログラム デバイス ドライバー や

   アップデートを削除することで、トラブルを修復します。

 

   スタート>検索ボックスに「システムの復元」と入力 でも、

   スタート>全てのプログラム>アクセサリ>システムツール>システムの復元

   でも、本修復機能は使用できます。

 

B  システムイメージの回復

   システムをイメージ焼きしている場合に、それを使用して回復します。

   つまり、リカバリです。

 

C  Windowsメモリ診断

   通常は、メモリに問題がある場合、メモリ診断ツールを起動するよう通知されます。

   通知をクリックすると、メモリ診断ツールが起動します。

   今すぐ再起動して〜を選択すると、診断が始まります。

 

D  コマンドプロンプト

   レジストリを直接操作し、修復します。

   パソコン上級者でないと、できません。

 

 

 

 

4 再セットアップ

    パソコンを工場出荷状態や初期状態に戻すことです。

    方法は、次の2つがあります。

 

 

  再インストール

    パソコンを、工場出荷状態に戻してから、最初からやり直します。

    従って、ソフトもあらためてインストールしなければなりませんし、

    諸設定もアップデートも、全てやり直しとなります。

    データはバックアップしておかないと、失ってしまいます。

    普通は、パソコンに付属するDVD−ROMを使って行います。

 

 

  リカバリー

パソコンを買った時、次のようにセットアップしているはずです。

  Windowsの設定

ドライバとソフトのインストール

  ソフトの諸設定

  Windowsを初め、他のソフトのアップデート

もし、この時点でのCドライブの状態を写真に撮っておき、

そっくりそのままコピーすることができれば、再インストールは簡単になります。

 

これを、実現するのがイメージ焼きです。

イメージソフトを使って、Cドライブをそっくりそのまま、コピーしておき、

そっくりそのまま元に戻します。

データとしてコピーするのではなく、あたかも写真のようにコピーしますので、

イメージ焼きと言います。

 

    あとは、

      追加したドライバとソフトのインストール

      追加したソフトの諸設定

  Windowsを初め、他のソフトのアップデート

      バックアップしていたデータの復元

    を行えば、完了です。

 

 

 

 

 

5 動きを速くするためには

   パソコンは、日々肥大化し、日々遅くなるもののようです。

   そういうものをまとめてみました。

 

  不要なソフトやファイルを削除する。

    ソフトやファイルをたくさん詰め込んでいると、それだけでパソコンに負担を

    かけ、動きを遅くします。

    不要なソフトやファイルは削除します。

    削除できないファイルは、外部HDDに保存することもできます。

 

  不要なデータは削除する。

    保存をしたつもりはなくても、いろんなデータが保存されています。

    クッキー インターネット一時ファイル 履歴 送受信メール 迷惑メール

    自動バックアップファイル ダウンロードした圧縮ファイル 等です。

    スタート>プログラム>アクセサリ>システムツール>ディスククリーンアップ

    で、調査と削除ができます。

    私は、CCleanerで掃除しています。

 

  デフラグする。

    ファイルの編集と保存を続けると、ファイルがコマ切れ状態になります。

    これを、つなげるのがデフラグです。

    ただし、時間がかかります。

    スタート>プログラム>アクセサリ>システムツール>ディスクデフラグ

 

  メモリを追加する。

    メモリの容量は、多い程速くなります。

    ただし、最大容量はパソコンによって決まっています。

    増設作業自体は簡単ですが、メモリの種類が多いので、注意が必要です。

    取り扱い説明書か、メーカーのサイトで、品番を確認します。

 

  ネット回線を光に替える。

    ネットが遅いのは、回線が込むからです。

    よって、光に替えると早くなります。

 

  Windowsを高速化する。

この他にも、たくさんの方法がありますので、ネットで調べてみて下さい。

    Windowsのクラシックスタイル化と各種不要サービスの停止は効果が大きい

    と思います。