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         ウイルス対策 

 

 

コンピュータウイルスが蔓延しています。

ウイルスに感染すると、そのつもりは無くても、あなたが感染源になってしまいます。

そんなことにならないよう、ウイルスに感染しない方法を、まとめてみました。

ただし、絶対ということではありませんので、これで安心とは思わないで下さい。

 

 

 

インターネットに接続する。

  ウイルスのほとんどは、インターネット経由ではいってきます。

  それなら、接続しない方がよいのではと考える人もいると思います。

  しかし、ウイルスは、FD やCDやDVDやMOからも侵入します。

  そして、これらから侵入する新種のウイルスに対応するためには、

  毎日、新しいパターンファイルを入手することが必要であり、

  そのためには、インターネットに接続していることが必要なのです。

 

 

ルータを接続する。

  ルータはLANを組むための機械ですので、

  パソコンが1台だけの場合は、無くても支障はありません。

  ただし、物理的なファイヤーウォールという側面も持っていますので、

  たとえ1台でも、接続しておいた方が良いのです。

  なお、ウイルス対策ソフトは、ソフト的ファイヤーウオールを持っていますので、

  2重に掛けることになります。

  ただし、XPとVistaが持っているファイヤーウオールは、OFFにします。

 

 

ウイルス対策ソフトをインストールする。

  インターネットを繋ぐ繋がないに関わらず、必須です。

  FD CD DVD MO からだって、ウイルスは侵入します。

  ウイルス対策ソフトを入れないで、パソコンを使ってはいけません。

  無料のソフトもありますので、最後の所にまとめてあります。

 

 

ウイルス対策ソフトは常駐スキャンさせる。

  インターネットのサイトを見ている時、メールを送受信している時 等、

  パソコンからデータを入出力している時にウイルス対策ソフトが寝ていたら、

  何の役にも立っていないことになります。

  ウイルス対策ソフトは、常駐させ自動的にスキャンさせなければなりません。

 

 

ウイルス対策ソフトはアップデートする。

  ウイルスは、毎日のように新種や亜種が出ます。

  よって、ワクチンも毎日注射しなければなりません。

  つまり、パターンファイルを、毎日アップデートしなければなりません。

  ウイルス対策ソフトは、入れただけでは役に立たないのです。

  自動でアップデートできますので、設定しておきましょう。

 

 

Windowsはアップデートする。

  コンピュータウイルスは、Windowsの弱いところを攻撃します。

  それが、セキュリティホールと呼ばれるものです。

  そして、セキュリティホールを埋めるのが、Windowsアップデートです。

  自動でアップデートできますので、設定しておきましょう。

 

 

セキュリティレベルを下げない。

  インターネットのセキュリティレベルは、あらかじめ適正に設定されています。

  下手に下げると、ウイルスに感染し易くなってしまいます。

  初期設定のままにしておきましょう。

  ツール>インターネットオプション>セキュリテイ>規定のレベル

 

 

使用するのはUser権限で

  パソコンを使用する人(ログインする人)の権限は3種類あります。

  Administrator―――パソコンの全ての設定ができる。インストールもできる。

  Power User ――――自分に関することは設定できる。

  User ―――――――何も設定できない。ただ使用するだけ。

  Administrator権限で使用すると、ウイルスに感染し易くなります。

  よって、パソコンは、User権限で使用するのが普通です。

  ただし、中には、User権限では動かないソフトもありますので、

  その場合はPower User権限で使います。

 

 

Administratorは秘密に

  1台のパソコンを家族みんなで使う場合、パソコンの管理が大切になります。

  お父さんが一生懸命ウイルス対策をしていても、

  息子さんが感染させてしまうかもしれません。

  Administratorにもパスワードを設定し、パスワードは家族には秘密にします。

  ん? 管理しているのが息子さんで、ウイルスを入れるのがお父さん?!!

 

 

信頼できないソフトはインストールしない。

  フリーのソフトでも、定番とまで言われるものもありますが、

  中にはウイルスを潜ませたものもあります。

  定番で無いソフトは入れてはいけません。

  窓の杜は確認しているので大丈夫。Vectorは確認していないので危ない。

 

 

迷惑メールは開かない。

  毎日たくさんの迷惑メールが届きますが、ウイルスに感染していますので

  絶対に開いてはいけません。

  なお、開かなくても、プレビューするだけでも感染するものもありますので、

  プレビューウインドウは閉じておきましょう。

  OE>表示>レイアウト>プレビューウインドウの使用 のチェックを外す。

 

 

インターネットにつなぎっぱなしにしない。

  常時接続とは言っても、常時接続されている訳ではありません。

  インターネットエクスプローラを起動している間しか、繋がっていないのです。

  従って、使う時だけIEを起動し、使い終わったらIEも終了させます。

  IEが動いていない間は、攻撃はされません。(ただしサーバーは除く)

 

 

危険なサイトには近づかない。

  ルータやファイヤーウォールは、外からの攻撃を防ぐだけです。

  こちらから、サイトにアクセスした場合、侵入を防ぐ手立てはありません。

  出来るのは、侵入してきた敵との白兵戦だけです。

  敵だと見分けが付けば、戦うことができ、そして必ず勝ちます。

  しかし、敵と見分けが付かなければ、安々と破壊されてしまいます。

  見分けの付かないウイルス(未発見ウイルス)はたくさんあります。

  敵が多いと思われるサイトには、近づかないのが賢明です。

 

 

Javaスクリプトを無効にする

  例えば、超一流企業のホームページが攻撃され、書き換えられてしまった。

  しかし、たった1ドットだけであり、それも透明色で書き換えられているため、

  視た人は誰も気が付かない。

  そこには悪意のあるJavaスクリプトが埋め込まれており、

  クリックすると、ウイルスに感染する。

  というようなことが増えているそうです。

 

  感染しないためにはJavaスクリプトを無効にしておくと良いのですが、

  そうすると、正しいjavaスクリプトも動作しなくなってしまいます。

  という訳で、現在のところ、どうしようもありません。

  普段は無効にしておき、必要な時に有効にするしかありません。

 

  IE>ツール>オプション>セキュリティ>レベルのカスタマイズ

  つぎの3つを切り替える。

  >Javaアプレットのスクリプト  【有効】【無効】

  >アクティブスクリプトを      【有効】【無効】

  >スクリプトによる貼付処理     【有効】【無効】

 

 

ActiveXコントロールを無効にする

  例えば、CAD上でエクセルを使って表計算する、と言うようなことが行われます。

  インターネット上でも、Windows Updateで行われていますし、

  ビデオや音楽を流すために行っているホームページもあります。

  このような時に使われるのが、ActiveXコントロールと呼ばれる、

  小さなプログラムです。(昔はオンラインコントロールと呼ばれていました)

  プログラムですから、悪意を持って作れば、パソコンに被害を与えます。

 

  これに対する対策は、Javaスクリプト同様で、有効なものはありません。

  下記のように、せいぜい気を付けるだけです。

 

  IE>ツール>オプション>セキュリティ>レベルのカスタマイズ

  次のように設定する

  ActiveXコントロールとプラグインの実行          有効にする

  安全だとマークされていないActiveXコントロールの実行   無効にする

  安全だとマークされているActiveXコントロールの実行    有効にする

  署名済みActiveXコントロールのダウンロード        ダイアログを表示する

  未署名のActiveXコントロールのダウンロード        無効にする

 

 

      ウイルスについて 

 

 

 

ウイルス対策について、いろいろと書いてきましたが、

私自身、ウイルスとは何と聞かれても、答えられるだけの知識はありません。

ですが、調べてみてつぎのようなことが判りました。

 

 

 

ウイルスは、大きく分けると次の3種類になります。

ウイルス      プログラムファイルに寄生しており(感染している)、

自己増殖する(他のファイルにコピーする)。

ワーム       単独のプログラムであり、

ネットワークを利用して自己増殖する。

トロイの木馬    単独のプログラムであり、

侵入路を作る等、悪さの手伝いをする。

直接の悪さはしないし、自己増殖もしない。

 

 

さらに、スパイウエアという、次のような事を行うものもあります。

パソコン内にある個人情報を、特定の場所に送信する。

ネットをしている時に、勝手に他のページを表示する。

ネットをしている時に、勝手に広告を表示する。

 

 

また、アドウエアといって、無料でソフトを使わせる代わりに、

ソフトを使用する度に広告を表示するものもあります。

これは、マルウエア(ウイルスやスパイウエアのような悪意のあるソフトウエア)とは、

言えないと思いますが、マルウエアと言うべきアドウエアもあります。

狭義のアドウエアは、マルウエア的アドウエアという意味です。

 

 

スパムメール(迷惑メール)というものもあります。

ウイルスを組み込んだり、ウイルスに感染していたりするだけでなく、

巧妙な罠を仕掛けて、フィッシング詐欺を働こうとするものまであります。

 

 

 

無料ウイルス対策ソフト

 

 

KINGSOFTが良さそうですが、使う場合はよくお調べ下さい。

 

 

Avira Antivir

Personal Edition

Classic

Avast!4

Home

 

 

AVG Anti-Virusu

Free Edition

 

KINGSOFT

Internet

Security

 

アイコン

赤地に

白傘マーク

青丸に

白a

4角を

4分割

青い矢印

2本

制限

個人に限る

個人に限る

個人に限る

無し

登録

 

ライセンスキー14ケ月

不要

 

ドイツ

チェコ

チェコ

日本中国

言語

日本語化

日本語有り

日本語有り

日本語

ウイルス対策

スパイウエア対策

 

無し Spybot

 

ウエブページ監視

 

有り

 

メール監視

 

有り

有り

ファイヤーウオール

 

無し XPは内蔵

無し

常駐監視機能

有り

有り

有り

スケジュール機能

有り

 

有り

 

圧縮ファイル

対応

 

LZH非対応

 

未知のウイルス監視

有り

 

有り

 

パターンファイルの更新

 

 

 

1日3回

利用者

 

 

 

1800万人

受賞

 

 

 

VB100受賞

 

空欄は、機能が無いということではなく、確認できていないという意味です。