Jac Convert とは
JacConvertは、超有名な、CADデータのコンバータです。
HO−CAD Jw−Win JW−CAD において、
DXFファイルを扱う場合の、必須アイテムです。
DXFファイルを扱うときに発生する
開けない
違う縮尺で開かれる
データが抜ける
データが化ける
などの問題をほとんど解決します。
図面を開く > 開いた図面を保存する。
これだけの操作で、変換を行います。
なお、より正確に変換するために、細かな設定を行うことも可能です。
フォルダ内の図面を、まとめて開き、まとめて保存することもできます。
さらに、同じ名前で、同じフォルダに、規定の設定で、保存することもできますので、
この場合の操作は、超簡単です。
ただし、この場合は、図面ごとの細かな設定はできませんので、
少々、荒い図面になることがあるかもしれません。
JacConvertは、もともとはDXFファイルとJWCファイルとの間の
データ交換を目的に作られたものです。
よって、扱えるデータの範囲は、基本的にはJWCの範囲となっています。
扱えるファイルは、JWK JWC JWW DXF SFC です。
D−Convertを併用することにより、DWGも扱えるようになりますが、
内部ではDXF変換を行っています。
また、PDFでの出力も可能です。
EMFでの、クリップボードへのコピーもできます。
ただし、残念ながら、HOCは対象外です。
HO−CADで利用する場合は、JWC形式で利用します。
JacConvertは、データの編集は行えませんが、
下記の設定変更は行えます。
用紙サイズ/縮尺の変更。
表示/非表示 保護/非保護の、ByLayer設定。
線種 線色 の、ByLayer設定。
色を255色から、選択して変更。
文字サイズの一括拡大縮小(2%単位)。
半角文字の一括全角変換。
全角文字の一括半角変換。
寸法図形(ブロック図形の場合)の 端部の一括変更。
ブロック図形と寸法図形(ブロック図形の場合)の、線色の一括変更。
JWCまたはJWWで保存する場合には、
レイヤーグループの復元を行うことができます。
ただし、それには、DXFファイルおよびSFCファイルにおいて、
全てのレイヤー名が、下記のルールにのっとっていることが必要です。
例 b図面枠-3会社名
↑ レイヤー名 半角換算で8文字以内
↑ レイヤー番号
↑ ハイフォン
↑ レイヤーグループ名 半角換算で16文字以内
↑ レイヤーグループ番号
入手先 建築フォーラム ダウンロード > Jack Convert Ver2.88
インストール方法 N-MISUMIさんのHP > 2007/11/12 Jac Convert
掲示板 建築フォーラム データ変換掲示板