em入門
概要 本ソフトは、JWCファイルを読み込み、
その選択範囲をEMF(拡張メタファイル)に変換して
クリップボードにコピーします。
EMFは、データを線データ文字データとして扱っていますので、
HO−CADから直接BMPでWordやExcelに貼り付けるより、
きれいに印刷されます。
emはフリーウエアです。
なお、バージョンアップは行われていないようです。
環境設定 最初に、「表示」−「環境設定」で、下記の環境設定が必要です。
画面タブ 背景色(白/黒)を合わせます (保存されません)
画面表示線色を合わせます (保存されます)
線の変換タブ 印刷線色を決めます (保存されます)
印刷線種を合わせます (保存されます)
文字の変換タブ 印刷文字サイズを決めます (保存されます)
1インチ=72ポイントですので
0.3528mm=1ポイントとなります。
2mm= 5.67P 6mm=17.01P
2.5mm= 7.09P 7mm=19.84P
3mm= 8.50P 8mm=22.68P
4mm=11.34P 9mm=25.51P
5mm=14.17P 10mm=28.34P
印刷文字色を決めます (保存されます)
文字サイズの元図依存 (保存されます)
文字サイズを元図に依存させると、
縮小した時、文字も縮小されます。
操作方法 @「開く」ボタンで、JWCファイルを読み込みます。
A「範囲選択」ボタンで、範囲を選択します。
始点Lは線のみ 始点Rは線と文字
終点Lで確定
B「コピー」−「拡張メタファイル形式」−「縮尺分母入力」
−「OK」で、クリップボードにコピーされます
CWord Excelを開き、「貼り付け」を選択します。
カーソル位置に、貼り付けされます。
縮尺分母で少数は使えないようです。
つまり、拡大はできません。
希望のサイズになっていない場合、下記の作業を追加します。
D図形を右クリックし、ポップアップメニューから、
「図の書式設定」を選択します。
E「サイズ」タグを選択し、倍率の値を変更します。
サイズの変更は、ハンドルをドラッグすることによっても行えます。
ただし、縦横の比率が変わってしまいます。
注意事項 時々、読み込めないことがあります。
確認した訳ではありませんが、用紙の余白部分まで範囲選択すると
起こるような気がします。
貼り付けた図形をみると、右側の余白が多めに表示されますので、
調整が必要です。
HO−CADでは、破線 1点鎖線 2点鎖線 は2種類づつありますが、
emは1種類にまとめてしまいます。
A3横サイズを縮尺1/1のままA4縦サイズに貼り付けても、
自動的にA4サイズに縮小されます。
ズーム方法とレイヤの表示方法は、HO−CADと同じです。