HOCとSXFの比較
項 目 |
HOC |
SXF |
SXF出力 |
SXF入力 |
図面サイズ |
A0〜A4 2A〜5A |
A0〜A4 Free |
OK |
OK |
縮尺 |
レイヤーグループ 毎に設定 |
印刷用 |
OK |
OK |
異縮尺図面 |
レイヤグループ 毎に製図 |
部分図として作図 |
OK |
OK |
XY異縮尺図面 |
無し |
部分図として作図 |
無し |
? |
単位 |
mm cm m 尺 |
mm |
? |
OK |
座標系 |
数学座標系測地座標系 |
数学座標系測地座標系 |
OK |
OK |
背景色 |
黒又は白 |
黒 |
黒変換するので OK |
OK |
レイヤー |
グループ16 レイヤー 256 |
256 |
OK |
OK |
線種 |
9 補助線1 |
16+16 |
OK 補助線は 非印刷レイヤーへ |
HOに無い線種は 変換? |
線色 |
6 |
16+240 |
OK |
HOに無い線色は 変換? |
線の太さ |
印刷で 設定 |
9+6 |
? |
? |
水平垂直線 斜線 |
線分 |
線分 |
OK |
OK |
手書き線 |
開いた ポリライン |
折線 (ポリライン) |
OK |
OK |
スプライン |
開いた ポリライン |
3次ベジェ |
折線に変換? |
ポリラインに変換? |
多角形 |
閉じた ポリライン |
無し |
折線に変換? |
無し |
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|
|
|
|
項 目 |
HOC |
SXF |
SXF出力 |
SXF入力 |
円 |
円 |
円 |
OK |
OK |
円弧 |
円弧 |
円弧 |
OK |
OK |
楕円 |
ポリライン |
楕円 |
OK |
OK ポリラインに変換? |
楕円弧 |
ポリライン |
楕円弧 |
OK |
OK ポリラインに変換? |
点マーカ |
6 |
6 |
OK |
OK |
実点 |
1 |
1 |
OK |
OK |
仮点 |
1 |
無し |
非印刷レイヤーに 保存 |
仮点に変換 1種にまとめる |
文字フォント |
TTフォント |
1024 TTフォント |
OK |
OK |
文字種設定 |
10 |
無し |
OK ワンポイント フォントに変換 |
無し |
ワンポイントフォント |
無制限 |
全て |
OK |
OK |
非印刷文字 |
ペン色で 指定 |
無し |
非印刷レイヤーに 保存 |
非印刷文字に 変換 |
マルチ テキスト |
マルチ テキスト |
無し |
テキストに 変換 |
無し |
寸法 |
直線 角度 半径 直径 円周 面積 |
直線 角度 半径 直径 |
円周面積は 分解 |
OK |
引出し線 |
個々の データ |
引出し線 |
OK |
OK |
バルーン |
無し |
バルーン |
無し |
OK データ分解? |
図形 |
個々の データ |
無し |
OK |
不用 |
ブロック 図形 |
ブロック 図形 |
複合図形 |
OK |
OK |
|
|
|
|
|
項 目 |
HOC |
SXF |
SXF出力 |
SXF入力 |
ハッチ |
7 |
既定義 ユーザー定義 |
OK |
OK |
ハッチ |
|
ハッチ (パターン) |
|
|
ペイント |
ペイント |
ハッチ (塗り)1枚 |
1枚だけ 他は無視 |
無し |
ピクチャ |
ピクチャ |
無し |
無視 |
無し |
オブジェクト |
オブジェクト |
無し |
無視 |
無し |
測量 |
測量 |
無し |
分解 |
無し |
|
|
|
|
|
|
|
? |
? |
? |
CADがSXFを正しく開くことができるかどうかを試験するための図面があります。
このSXFデータを開いてみて下さい。
私には、HO-CADが、正ししく開いたかどうか判断できませんでした。
そこで、自分で試験用図面を作って、試験してみました。
図面サイズ A1
レイヤーグループ 4
縮尺 1/1 1/10 1/50 1/100 混在
レイヤー 24
結果は、次ページ。
注 Paoで無く、HO−CADで作成した図面です。
試験したCADもHO−CADです。
HOC−sfc図面変換試験
レイヤーグループと図面位置と縮尺
hoc |
sfc(HOC) |
sfc(JWW) |
ブラウザ |
G1 図A 1/1 |
G1 図A 1/1 |
G0−1から |
部分図として維持 |
G2 図B 1/10 |
G2 図B 1/10 |
順に詰められる |
している |
G3 図C 1/50 |
G3 図C 1/50 |
G0−0は空き |
|
G4 図D 1/100 |
G4 図D 1/100 |
縮尺は全て1/1 |
|
レイヤーグループ0を使うと、レイヤーグループ1から書き込まれる。
つまり、レイヤーグループ0は特殊な用途があるらしいので、使用できない。
レイヤーグループ名は、縮尺に変換されるらしい。
レイヤー名にはグループ番号とレイヤー番号が追加される。
レイヤーの順序は維持されない。
色
hoc |
sfc(HOC) |
sfc(JWW) |
ブラウザ |
1 水色 |
1 水色 |
1 水色 |
1 水色 |
2 黒色 |
2 黒色 |
2 黒色 |
2 黒色 |
3 緑色 |
5 紫色 |
3 緑色 |
3 緑色 |
4 橙色 |
4 橙色 |
4 橙色 |
4 橙色 |
5 紫色 |
3 緑色 |
5 紫色 |
5 紫色 |
6 青色 |
6 青色 |
6 青色 |
6 青色 |
色が維持されるかどうか、よくわからない。
上表以外の色で表示されることもある。
線種
hoc |
sfc(HOC) |
sfc(JWW) |
ブラウザ |
実線 |
実線 |
実線 |
実線 |
短破線 |
長破線 |
長破線 |
長破線 |
長破線 |
長破線 |
長破線 |
長破線 |
点線 |
点線 |
点線 |
点線 |
1点短鎖線 |
1点短鎖線 |
1点短鎖線 |
1点短鎖線 |
1点長鎖線 |
1点長鎖線 |
1点長鎖線 |
1点長鎖線 |
2点短鎖線 |
2点短鎖線 |
2点短鎖線 |
2点短鎖線 |
2点長鎖線 |
2点短鎖線 |
2点長鎖線 |
2点長鎖線 |
予備線 |
短破線 |
短破線 |
短破線 |
短破線は、長破線に変換されるので、使用できない。
2点長鎖線は、2点短鎖線に変換されるので、使用できない。
予備線も、短破線に変換されるので、出力しないことが必要。
線の太さ破線鎖線のピッチは、印刷設定で決まるので、ここでは判らない。
線
線分 ポリラインは、維持される。
円 楕円
円 円弧 楕円 楕円弧 は、維持される。
点線
実点は、水色にまとめられる。(JWブラウザは色を維持)
点の大きさは、印刷設定で決まるので、ここでは判らない。
仮点は、無視される。
文字
文字列は、全てワンポイントフォントに変換される。
フォントは、すべてMSゴシックに変換される。
相手も同じFEPなら特殊文字(丸付き等)も使える。
非印字文字は、印字文字に変換される。よって使用できない。
割付コマンドによる均等割付文字は、横長文字になる。
中点挿入による均等割付文字は、維持される。(ブラウザでは中点を表示)
文字の引出し線は、維持される。
半角縦書き文字は使わない。(HO JW ブラウザ 共問題有り)
寸法
寸法は、寸法図形として維持される。
水平線 斜線 角度 半径 の寸法は維持される。
垂直線の寸法があると、sfcでもp21でも保存できなかった。
円周寸法は、無視される。
外付け半円寸法線は、点が加わり、しかも矢印の向きが違う。
(JWでは、寸法線寸法文字が黒に変わった。)
(JWでは、斜線の寸法が無視された。)
ハッチ
ハッチは、維持される。
ただし、SXFでは図形であるが、HOCでは線分である。
ペイント
外形は線 中抜き図形も線 ベタ塗りでない と言う条件でのみ維持する。
ただし、ベタ塗りに変換される。
また、ペイントは、レイヤーグループ1のレイヤー0に移動される。
ペイントは使わないで、ハッチを使った方がよい。
(JWも正常ではないが、説明が困難)
(ブラウザはHOと同じ)
ピクチャ オブジェクト
無視される。
(JWもブラウザも同じ)
背景色
白背景色は、黒背景色に変換されて出力されるはず。
ただし、HO−CADで読み込む場合は、再変換されるので問題ない。
(ブラウザにも白黒の切替機能はある)