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亀田語のとのぐち

 

 

 

ウエブで秋田弁を探してみだば、えっぺ見つかったす。

下のページなば、リンクも張られてあったっけす。

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んだども、「亀田語」どだば、かなり違いが有るみでだすな。

おらほなば、真田幸村の娘の「お田の方」が、2代目の殿様さ嫁っこに来たとごだし、

シーボルト事件でつかめられだ「馬場為八郎」がお預けになったとごでもあるし、

あっちゃの言葉もちょぴっとぐれなばへえってるのがも知れねすな。

 

 

としゅう訳で、「オラホの標ずん語」をまとめてみだなだす。

んだども、「オラホの標ずん語」を喋れるふとは、もうほとんどえねぐなってしまったす。

んだがら、おらえの「ばば」のしゃべてる話こ、聞ぎ耳立でで聞いで、

このページけだなだす。

おもしぇぐねがも知えねども、まんず、読んでみでければえすねが。

 

 

 

太字    アクセントだす

カタカナ  短く、えでけれ

す     すとしを足して、2で割てけれ

し     前歯のどごで、音こ出してけれ 擦滑音だすな

 

 

す と す と し をきぎわげれれば、ひとりめだべが。

 

それと、あんまりくぢあげねよにな。

いまなばええども、はるさぎなどだば、すずめこすこかげるし、

ふゆだばゆぎつもるど。

 

 

 

名詞編(男性に関するもの)

じじ じっちゃ

お祖父さん お爺さん   

父さん 農家の妻が夫を、子が父親に呼びかける時の言葉

ちゃ 

父さん 職人の妻が夫を、子が父親に呼びかける時の言葉

っちゃ

父さん 商人の妻が夫を、子が父親に呼びかける時の言葉

どど 

夫   妻が夫を表す時の言葉

さん

ご主人 よその人がその家の主人に呼びかける時の言葉

に あんちゃ

あん

兄さん 弟や妹が兄に呼びかける時の言葉

    親が長男に呼びかける時の言葉

    よその人が若い男の人に呼びかける時の言葉

おんじ おんちゃ

弟   親が長男でない男の子を表す時の言葉

    兄が弟を表す時の言葉

おどごわらし

男の子 親が男の子をまとめて表す時の言葉

おんちゃ

叔父さん 伯父さん 

おどご

わがぜ

若勢  地主や山主に雇われて、農林業に従事している男

 

 

 

名詞編(女性に関するもの)

 っちゃ

お祖母さん お婆さん

母さん 農家の夫が妻を、子が母親に呼びかける時の言葉

じゃっちゃ 

母さん 職人の夫が妻を、子が母親に呼びかける時の言葉

っちゃ

母さん 商人の夫が妻を、子が母親に呼びかける時の言葉

がが 

妻   夫が妻を表す時の言葉

さん

奥様  よその人がその家の奥様に呼びかける時の言葉

ね ちゃ

姉さん 弟や妹が姉に呼びかける時の言葉

    親が長女に呼びかける時の言葉

    よその人が若い女の人に呼びかける時の言葉

おなごわらし

女の子 親が女の子をまとめて表す時の言葉

じゃ

娘   親が、娘を卑下して表す時の言葉

女の子 よその人が、女の子を卑下して表すときの言葉

年頃の娘

看板娘 〇〇小町というように使われます

おなご

めらし

女中  地主や山主に雇われて、家事や農林業に従事している女

 

妹がねすな。なンとしたなだべ。

 

名詞編(人に関するもの)

あがぎれ

子供にとっては、2大病のうちのひとつ 痛かったあ

ぐど

かかと

じゃこ

子守り 子守りをするために雇われている若い女

いど

いとこ

あご

同い年 同級生

おぼご

赤ん坊

お前 あなた    女性も使う

俺  私      女性も使う

がぎ

子供   少々悪意を含んで言う場合もある

がっくび

がっけあ

後頭部が平らな頭 布団で育てられた証拠 我々はえずめで育った

けっち

お尻  げっちとも言う

じんじろまぎ

つむじ

しぇんしぇ

先生  がぎどもは、しぇんしぇの日直当直が楽しみだった

しもやげ

子供にとっては、2大病のうちのひとつ 痒かったあ

たなつりげっち

棚吊尻 ヒップアップ 昔は喜ばなかったのかも

としょり

お年寄り

なじぎ

おでこ

ばっち

末っ子  ばちこ ばっちこ とも言う

ふぐだみみ

耳たぶの大きい様

姉さん女房の夫婦

親戚 関係者 仲間

まな

やっ

乞食

わらし

子供

もの

若い者

お前 少々悪意を含んでいる  女性は使わない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

名詞編(あぐで集)

うそこぎ

嘘つき

えふりこぎ

エエカッコシイ

ぱり

意地っ張り

かっ

つんぼ     聞こえないふりをした人に向かって言う

かまけし

破産した人   かまどけしとも言う

からぽやみ

怠け者

されたまくら

役立たず    たまくらとは、鍬や鎌の柄に付いている鉄輪

じぐなし

意気地無し

しゃべちょ

おしゃべりな人 しゃべっちょとも言う

たえなし

だらしない人

たんぱら

怒りんぼ

不器用     てぼっことも言う

なぎみそ

泣き虫

ばしこぎ

嘘つき

ひだりまぎ

常識の無い人  じんにろまぎが左巻きということは

びっ

足の不自由な人

ひやみこぎ

ものぐさな人 やる気の無い人

へちゃむぐれ

ブス

ほえど 

食い意地のはった人 

ほじなし

常識のない人  ほじくされとも言う

めぐされまなぐ

盲 物事が良く見えていない人 

やっ

乞食

よぐたがれ

欲張りな人

 

奥さんに向かって、「この!〇〇〇!」と、言ってみでけれ。

必ず、ほっぺたが豊かになるすべもの。

 

「ほえど ほじなし よぐたかれ」の3重連なば、最上級のあぐでだすよ。

 

それにしても、あるもンだすな。

隣の家さ蔵立てば、おらの家では腹が立つ」って、土地柄だすものな。(全国共通か)

 

オラの在でなば、「しゃべちょ」がいぢばんよげだすべが。

愛宕町(東端の町)でへェすれば、最上町(西端の町)でくせッてしゅう。

ッてしゅうすものな。(これも全国共通化か)

 

 

 

名詞編(生活に関するもの)

灰     蕨のあく抜きには、あぐを使う

づめ

飯詰    お櫃とおぼごをいれる、藁で編んだ筒状の物

火の着いた炭  おぎッこかしてけれ=タバコの火を貸してくれ

おずげ

味噌汁では無く、味噌煮だった。   

おはち

お櫃    かまど 2升釜 おはち がおいしいご飯の条件

かぎのはな

自在かぎ  鉄瓶や鍋を吊るすためのもの 

かっちゃべ

熊手    

くりめいげつ

栗名月   10月の13夜には栗とおやつを持って友達の家に

けしがめ

消し瓶   おぎの火を消すための瓶 そのまま保存

ずげ

各家々の生ごみ捨て場(堆肥製造場所)

こだし

腰に付ける籠   山遊びの必需品  中には、栗ぶんどあぐび〜

ごどぐ

五徳    わっかに3本足の付いたもの  囲炉裏で使う

さづぎ

5月    田植えのこと

さづぎまま

ほうの葉で、きなこご飯を包んだもの さづぎの昼ご飯の定番

ざっぱ

魚のあら 製材した後の不用材 ざっぱ汁はとてもおいしい

しちりん

七輪    炭コンロ 今もキャンプで使う人もいる

じゅうのう

十能    小型のスコップ おぎを運ぶ時に使う

しべぶとん

昔のマットレス  藁しべ(藁では無い)で作る

つるべ

釣瓶    バケツにロープを結び付けたもの 水汲みの必需品

てつで

お手伝い  田植え休みというものもあった

でどご

台所    今で言う居間 キッチンは流し

てんびんぼう

天秤棒   水汲みはわらしの役目だった 冬は箱ぞりで

ながし

流し    今で言うキッチン 流し台そのものも言う

なべっこ

山や川で日帰り屋外炊飯 秋の遠足はなべっこが定番だった

はこぞり

箱にそりを付けた物  冬の間の運搬具  大五郎のそり版

はこべんと

箱弁当   タンス型の弁当箱 刻参り豆名月栗名月の必需品

はらがげ

腹掛け   金太郎さんが定番 おなごわらしもこれをしていた

べんじょがみ

トイレットペーパー  当然新聞紙

べんけい

弁慶    竹篭に藁を詰めたもの 串焼きした魚等を刺しておく

ポン

井戸にこれの手動型が取り付けられているものも多かった

まぎストーブ

薪ストーブ 当然、薪割はおどごわらしの役目

炊いた米 食事

まめめいげつ

豆名月   9月の15夜には枝豆とおやつを持って友達の家に

みずがめ

水瓶   水道が無い時代の必需品

むしろ

座敷は畳 でどごはむしろ

もったな

おぶい紐  最近、おんぶが見直されてきたようです

わだし

囲炉裏で、おにぎりや餅を焼くとき使うもの 銅製だった

 

名詞編(ものの名前)

あげび

あけび  中に味噌を詰め油を塗ってこんがり焼くと こでられね

あね

いもり   鮒釣りのジャマをするのが好きなヤツ

あねこむし

カメムシ  へっぴり虫とも言う  くさい

いものご

さといもの孫芋 子芋も含む場合もある

がたんこ

堅果子   片栗のこと 片栗粉はこれの根から採る

がっ

雅香    漬物全て ただし、しょものは含まない

かど

にしん

すべ

がんぎえいの干物  これの旨煮はお祭りの必需品

がら

サトイモの茎を干した物 味噌汁の具になる

とうもろこし

葛     葛粉はこれの根から採る

くそへび

蝮     くそへび うるし しょがらんこ =3大敵

靴     短けり長けり(ゴム製) 孔があけばパッチする

こえつぼ

肥壺    畑にある  時に、はまるばがけもいた

こんびやぎめし

おこげのおにぎり  焼かなくても焼き飯

しが

池や水たまりに張った氷 

しがばり

針状の木片 手に刺さるととても痛い なかなか抜けない

じぎあだま

さといもの親芋 あまりおいしくない

しょうゆやぎめし

砂糖醤油を付けて焼いたおにぎり

じぇんこ

お金

しょも

塩漬け食品  蕗 蕨 にお きのこ 等、冬の間の食料にする

ズック足袋

運動会用の足袋  底に皮を縫い付けてある すぐ破ける

せっちん

雪隠    便所のこと 

たがじょ

地下足袋  

キャベツ

下肥

つらら

たにし   たんぼにいる  大切な蛋白源

ぎ とんぎ

魚の骨   時々、のどに刺さる

なんば

唐辛子         

にどいも

じゃがいも    澱粉はこれから採る

ばっけ

ふきのとう    ばっけ味噌もおいしい

はったぎ

いなご      「せ はったぎ」は悪口

びっき

べご

べご

一人乗りのそり  遊び専門の道具

塩鮭       新巻は新巻

 

名詞編(その他)

ぐで

悪態 悪口

あどひぎ

結婚披露宴等の後、身内だけで家で行う2次会

あんべ

塩梅 具合 調子

おづ

案内

おもやみ

おっくう

体力 馬力

かまど

家計

かまど

果物の芯

亀田時間

秋田時間

主催者の準備が整わない場合を想い計って、

わざと10分くらい遅く行く事。

決して時間にルーズなのではない。

ただし、通用しなくなりつつある。

げっ

びり 最後尾

じぇんご

田舎

葬式

つっぺ

なおらい

葬式等の後、お手伝いしてくれた人の慰労会

はばぎぬぎ

打上パーティー

はんつけ

仲間外れ

ひとこべ

人見知り

ぶじょほ

失礼

ぶら

部落  町部でない集落  おらほでは、差別語ではありません

ぼっ

下駄やスキーの底にへばり付いた雪

まちば

町場  六呂田蛇田部落の総称 天鷺時代は表だった

まっか

二股に分かれている様 まっか大根等と言う

まめ

元気でいること

うわごと  まぐもぞとも言う

もっきり

酒屋で飲むコップ酒  町民運動会の1種目

世話 “やがなる”とは言うが“やがする”とは言わない

わっぱか

手抜き(?)  わっぱか仕事と言う

 

 

 

 

 

 

 

 

動詞編 

あがる

食べる      どうぞ、あがってたんせ

あがる

終える      5時だ。あがるで。

あだる

重い中風になる  隣のじじ、あだッたどや

あらげる

暴れる 騒ぐ   わげの。あらげるな。

一緒に行こう   おれどあべ

あんでけれ

一緒に行ってくれ おれどあんでけれ   

うるがす

柔らかくするため水に漬ける  豆うるがしておいでけれ

植物が成長する  畑の大根おがってだっけ

ざる

居る来るの丁寧語 おがさんおざるすか どんぞおざってたんせ

折る       桜の花1本おだってけれ

おつける

押す       あぶねがらおつけるな

がおる

疲れる      たばごまだだが もうがおったじゃ

かじける

人のせいにする  課長!俺さかじけねでけれ

かする

軽い中風になる  隣のばば、かすったどや

かだせる

仲間に入れる   俺どごも、かだせでけれ

かっつぐ

追いつく     さぎにえってでけれ、すぐかっつぐがら

かまけ

破産する     むげ、かまけしたど

がめ

盗む       あさま来てみだば、すっかりがめらえでだった

来い       こっちゃけ

食え       け く (世界一短い会話です)

痒い       蚊に刺されだやら、けくてけくてゆるぐね

ける

あげる      キビダンゴひとつ俺さもけれ

しゃ

怒る       わらしごしゃぐな来たみじだもの

         としょりごしゃぐなえぐみじだもの

ごん

駄々をこねる   あのがぎ、まだごんぼほってだ

取り替える    わりども、この本こしけでもらえねすべが

つねる      おれのあばなば、すぐしねるものな

しょ

しみる      この赤チンキしょむじゃ

すなぶる

吸う       人前でもすなぶらしぇるどは、ええ母親だ

がぐ

持つ       おぼでェ そっちたげでけれ

つぐ

つかまる     しっかりたごつげ おぢるなや

ちょ

いじる 操作する 私は(音声)ミキサーもチョシています

とっくりげ

ひっくりかえす  とっくりげして、裏もちゃんと焼げよ

どでんする

びっくりする   うわー どでんした 100点だどや

ながま

横になって休む  つかれだべ まンずながまッてけれ

投げる 捨てる  このゴミ なげできてけれ

えぐ

はかどる     今日なばはがえッたな 早えどもあがるべ

弁償する     おめのわらし割ったなだ、なしてけれ

ねこばる

力む       おぼごねこばってるど ばんばだべが

座る       まんずねまてけれ お茶っこもあがってけれ

はかはかする

緊張する     お客さんえっぺ入ってだ はかはかするな

ばしこぐ

嘘をつく     ばしこげば閻魔様に舌ぬがれるど

はだげる

全部使う   ままなば今炊いてるがら、おはちはだげでもえよ

はばげる

のどに詰まらせる 餅はばげで死ぬどごだった

はやす

食材をきる    だれがでこん(大根)はやしてけれ

ぼかげる

追いかける    隣のてでにぼかげられで、おかねがった

掘り返す     メメズなば、こずげほけしぇばえっぺえるや

こす

壊す       あまりちょしましすな ぼこれるよ

ほろぐ

払い落とす    まんずまんずま白になって えまほろてやる

こぼす ひっくり返す  鍋まがすなよ ゆっくりはごべ

出産する     隣の嫁ッこよ ゆんべおぼごもったど

もへしょわせる

おだてる   〇〇なば、もへしょわせれば、何でもやってけるや

やしめる

いじめる     おらえの〇〇どごやしめだな誰だ

ざね

だめだ      それなばやざね こうやッてけれ

なる

(トラブルのため)病気しそうだ  まだ故障が やめなるな

ゆわげる

断る       その日なば仕事だ ゆわげでけれ

いやだ      その仕事なばおらんた んたたらんた

んだ

そうだ      んだんだまったぐだ

 

 

〜す  〜す

丁寧   んだす  んだすな   そうです

〜べ  〜べ

想像   んだべ  んだべな   そうでしょう

〜が  〜べ

疑問   んだが  んだべが   そうでしょうか

〜なや 〜なや

同調   んだなや んだなやな  そうでしょうね

じゃ

協調   んだじゃ        そうなのだ

でろ

強制   んだでろ        そうだろ

 

 

〜け

下さい      キビダンゴひとつ俺さもけでけれ

〜たん

して下さい    キビダンゴひとつ俺さもけでたんせ

 

 

〜でおざん

ございます    あの人は町長さんでおざんす

〜でおざさ

ございません   あの人は町長さんでおざさね

 

 

〜さんない

されない     このボタンぼこれでて押ささんない 

もう荷物積まさんないよ

 

 

形容詞編

熱い         あちぐね? 窓あげるべ

いだまし

もったいない     それなげるなが いだましぐね

だて

嫌な         雨降ってきたじゃ うだてな

うどつら

きのどく       隣の爺亡くなったど うどつらだな

えっち

とっくに       おらえのあばなば、えっちにえったよ

えっぺ うっ

たくさん       遠慮さねでえっぺあがってけれ

あんまり       それなばおがでね

おどげでね

大変だ 普通でない  それなばおどげでね

おぼで

重い         おぼでど きィつけで運べよ

おもしぇ

おもしろい      それなばおもしぇ話だ

がんじぇね

幼い         6つなばまだまだがんじぇね年頃だ

かちゃくちゃね

落ち着きが無い    かちゃくちゃねわらしだごど

かッちゃま

裏返し 反対     着物かッちゃまだよ

かるけ

軽い         なんもおぼでぐね かるけ

きかね きがね

乱暴な 気の強い   きかねェわらしだごど

きゃね

か弱い        きゃねごど もうこえてが

疲れた        あば おれこえじゃ

こちょけ

くすぐったい     やめれ こちょけねが

こでらえね

ものすごく良い    QOO こでらえね

さがしい

賢い         おめのわらしなばさがしくてえな

寒い         さびどおもったば、ゆぎふってきた

しかだね

しかたがない     隣の爺死んだど  あえーしかだねごど

標準語のしかたがないとは、全く違う。

神仏のなせる業のため、人の手には負えないので、あきらめるより

しかたがないというような、深い感情の込められた言葉です。

東京人よ。「しかだね」と言われたら感謝すべし。

しこたま

ものすごく      しこたまうめ こでらえね

撓い しぶとい    しねーシナチクだごど しなちくだものな

しょ

はずかしい      あえーしょし 

せわしね

忙しい        なんかこの頃せわしねくて

さね

簡単 容易      それなばじょさね まがしておけ

そん

すぐ もうじき    大五郎 チャンなばそんまもどるがらな

だじゃぐ

わがまま       そんただじゃくこぐもンでね

ちらましね

嫌だ         ゆぎ降ってきた ちらましねな

どしめぐ

急ぐ         あんまりどしめぐな こげるど

とじぇね

さみしい     あばゆっこさえっておれひとりが とじぇねな

どぶで

ずるい        んが どぶでぐね はんぶんおれさよごせ

がらま

中途半端    いまからやってもながらまじだな あどあがるで

暖かい        きょうなばぬぎくて、ええあんべだすな

はっ

冷たい        秋田小町なば、はっけくてもうめすよ

はんかくせ

常識から外れている  はんかくせまねすンな

まかまかで

スムーズで無い    まかまかでど さっさどやれ

はらつえ

お腹いっぱい     あーはらつえ 食い過ぎだ

はらくそわり

胸くそが悪い     あいつなばほんとにはらくそわりやつだ

びっこたっこ

左右不対象      なにへェでるな びっこたっだど

ぺったらけ

平べったい      ぺったるけ石さがせ 石ハネすべ

へっぺ

精一杯        今日の運動会 へエっぺがんばってけれ

めんけ

かわいい       めんけおぼごだごど めんけべ

じゃね

物分かりの悪い  もじゃねごどしゅうもでね おめもおどなだべ

やちゃくちゃね

めちゃくちゃだ    なンだこの仕事は やちゃくちゃねど

やばち

嫌だ         やばッちな そンたごどもさねばねなが

汚らしい       やばッちな そばさくンな

道徳にはずれる    やばちしごどだな けーさつにつかまるど

らしぐね

いやらしい      ふとの悪口ばがりゆッて やらしぐね

るぐ

容易でない      仕事は何でもゆるぐねものです。

よいで

容易でない      今日中にやるッてが よいでね仕事だな

 

 

その他

あえ あえー

感嘆詞    あえーしかだねごど あえーめんけおぼごだごど

さようなら

おばんで

今晩は

ごぎんげん

ごめんください  (昔はよく使ったが、最近聞いたことがない)

チェッ        さえ まぢげェだ

しぇ

それでは       しぇば なんとしぇばえな

だな

さようなら      しぇばまだな まだな 

して

どうして       なしてそただわりごどする

なん

どのような      なんた話こだった ええ話こだったが

なんとして

どのようにして    よぐやったな なんとしてやった

悪い ご免      わり おぐれてしまツた

〜さ

〜へ 〜に      どさ(どこへ) えさ(家に)

〜が         おれなば知らねども、てでなば知ってるべ

〜な 〜だ

〜は         おらなば職人だ 仕事だばチャンとやるす