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日本の仏一覧
仏の世界にも位はあり、それは下記の5つです。
注 仏は化身しますので、位は無く、役目が違うだけと言う考えもあります。
如来 悟りを開き、成仏したもの。仏。
ひとつの仏国土を経営する。
菩薩 仏になるため就業している者。
煩悩に苦しむ人々を帰依させ、往生するのを助ける。
明王 仏の教えを信じない人を、調伏する。
人間と人間の住む世界を、敵から守る。
密教の仏であり、多くはヒンズー教から取り入れられた。
天 明王の指示により、仏と仏の住む世界を、敵から守る。
多くはバラモン教とヒンズー教から取り入れられた。
その他 大将 王 八部衆 二十八部衆 鬼神 羅漢 祖師等
上記4分類に入らないもの
また如来(仏)には、出自に応じて、次の3つに分けます。
法身仏(ほっしんぶつ) 宇宙の真理そのもの。仏性。
報身仏(ほうじんぶつ) 修行して成仏した姿。仏性の持つ属性。
応身仏(おうじんぶつ) 人々の前に現われる時の仏の姿。
法身仏は、密教では大日如来、顕教では毘盧舎那如来だけです。
応身仏は、釈迦如来だけでしたが、入滅しましたので現在は報身仏になっています。
報身仏は、法身仏応身仏以外の全ての仏です。
釈迦は、仏典を作ることも、仏像を作ることも、禁じました。
従って、仏像が出現するのは、入滅後500年も経ってからです。
それも、釈迦の像だけであり、上座部仏教では今も釈迦の像だけです。
上座部は、自力の仏教ですから、仏像にお願いすることは無いのです。
仏像がたくさん作られるのは、大乗仏教が出来たためです。
大乗は、仏様の力にすがる他力本願ですので、仏様がたくさん必要なのです。
釈迦の仏像には、釈迦八相と呼ばれる下記の形のものがあります。
誕生釈迦 ――天上天下唯我独尊と述べた、誕生時の姿
樹下思惟像――出家前、深く考え込んでいる姿
苦行釈迦 ――骨と皮ばかりに痩せている姿
出山釈迦 ――山から降りてきた時の姿
降魔成道 ――35歳、悟りに達した時の姿
説法釈迦 ――説法をして、教えを広めている姿
涅槃釈迦 ――沙羅双樹の下で、入滅しようとしている姿
金棺出現 ――一度だけ蘇って、説法している姿
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
如来 主な如来
大日如来 摩訶毘盧舎那如来 |
だいにち まかびるしゃな |
五智如来 (金剛界)(胎蔵界) |
阿弥陀如来 |
あみだ 鎌倉の大仏 |
五智如来(金剛界) |
無量寿如来 (=阿弥陀如来) |
むりょうじゅ |
五智如来(胎蔵界) |
不空成就如来 |
ふくうじょうじゅ |
五智如来(金剛界) |
天鼓雷音如来(=不空成就如来) |
てんくらいおん |
五智如来(胎蔵界) |
宝生如来 |
ほうじょう |
五智如来(金剛界) |
開敷華王如来(=宝生如来) |
かいふけおう |
五智如来(胎蔵界) |
宝憧如来 |
ほうどう |
五智如来(胎蔵界) |
阿閦如来 (=薬師如来) |
あしゅく |
五智如来(金剛界) |
薬師如来 |
やくし |
=薬師瑠璃光如来 |
毘盧舎(遮)那如来 |
びるしゃな 東大寺の大仏 |
=盧舎那仏 |
釈迦如来 |
しゃか |
=釈迦牟尼仏 仏陀 |
大日如来は密教系の最高仏です。 自身が出かけて、教えを広めます。
毘盧舎(遮)那如来は、顕教系の最高仏です。 仏を派遣して、教えを広めます。
阿弥陀如来は、西方極楽浄土の主です。往生しようとしている人を、迎えに来ます。
釈迦如来は、自力を説きましたので。他力本願の浄土系では本尊になっていません。
金剛界は金剛頂経に、胎蔵界は大日経に描かれている、密教の世界です。
如来 七仏薬師 (薬師如来およびその同体異名)
薬師瑠璃光如来 |
やくしるりこう |
=薬師如来 |
金色宝光妙行成就王如来 |
こんじきほうこうみょうぎょう じょうじゅおう |
|
善名称吉祥王如来 |
ぜんみょうしょうきちじょうおう |
|
法海勝慧遊戯神通如来 |
ほうかいしょうえゆげじんつう |
|
法海雷音如来 |
ほうかいらいおん |
|
宝月智厳音自在王如来 |
ほうげつちごんおんじざいおう |
|
無憂最勝吉祥王如来 |
むうさいしょうきちじょうおう |
|
如来 その他
大仏頂 |
だいぶっちょう |
|
一字金輪仏頂 |
いちじきんりんぶっちょう |
|
仏眼仏母 |
ぶつげんぶつも |
|
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
菩薩 主な菩薩
法蔵菩薩 |
ほうぞう |
のちの阿弥陀如来 |
弥勒菩薩 |
みろく |
釈迦の後継者 |
月光菩薩 |
がっこう |
薬師如来の脇侍 |
日光菩薩 |
にっこう |
薬師如来の脇持 |
文殊菩薩 |
もんじゅ |
釈迦如来の脇仏 |
五台山文殊(=文殊菩薩) |
ごだいさんもんじゅ |
|
僧形文殊 (=文殊菩薩) |
そうぎょうもんじゅ |
|
稚児文殊 (=文殊菩薩) |
ちごもんじゅ |
|
渡海文殊 (=文殊菩薩) |
とかいもんじゅ |
|
金剛薩菩薩 |
こんごうさった |
|
大随求菩薩(=大自在王菩薩) |
ずいぐ だいずいぐ |
|
般若菩薩 |
はんにゃ |
|
弥勒菩薩は、釈迦入滅後56億7千万年後に現われることが約束されています。
菩薩 二十五菩薩 (往生しようとする者を、阿弥陀如来とともに迎えに来る菩薩)
観音菩薩 観世音菩薩 観自在菩薩 |
かんのん かんぜおん かんじざい |
蓮台 阿弥陀如来の脇仏 |
|
大勢至菩薩 |
せいし だいせいし |
合掌 阿弥陀如来の脇仏 |
|
普賢菩薩 |
ふげん |
幡蓋 釈迦如来の脇仏 |
|
白象王菩薩 |
はくぞうおう |
宝幡 金銀玉で飾った垂れ旗 |
|
薬王菩薩 |
やくおう |
幢幡(どうばん) |
|
薬上菩薩 |
やくじょう |
玉幡(ぎょくばん) |
|
大自在王菩薩 |
だいじざいおう |
華幡 |
|
無辺身菩薩 |
むへんしん |
焼香 |
|
三昧王菩薩 |
さんまいおう |
天華 |
|
法自在王菩薩 |
ほうじざいおう |
華鬈 |
|
大威徳王菩薩 |
だいいとくおう |
曼珠 |
|
華厳王菩薩 |
けごんおう |
磬(けい) |
|
陀羅尼菩薩 |
だらに |
袖 舞いながら |
|
衆宝王菩薩 |
しゅうほうおう |
鐃(にょう) |
|
宝蔵菩薩 |
ほうぞう |
笛 |
|
徳蔵菩薩 |
とくぞう |
笙 |
|
光明王菩薩 |
こうみょうおう |
琵琶 |
|
金蔵菩薩 |
こんぞう |
筝(そう) |
|
山海慧菩薩 |
さんかいえ |
くご(ハープ) |
|
金剛蔵菩薩 |
こんごうぞう |
琴 |
|
獅子吼菩薩 |
ししく |
鼓 |
|
月光王菩薩 |
がっこうおう |
振鼓 |
|
虚空蔵菩薩 |
こくぞう |
腰鼓 |
|
日照王菩薩 |
にっしょうおう |
鞨鼓 |
|
定自在王菩薩 |
じょうじざいおう |
太鼓 |
|
観音菩薩は三十三観音に変化します。
菩薩 三十三観音 (観音菩薩の三十三変化身)
聖観音 |
しょう |
|
標準型 |
白衣観音 |
びゃくえ |
観音の母 |
白衣をまとって柔和な姿 |
普悲観音 |
ふひ |
大自在天身 |
両手を法衣で隠し、山上に立つ |
不二観音 |
ふに |
執金剛身 |
水上の蓮華の上に立つ |
水月観音 |
すいげつ |
辟支身 |
水上の蓮華の上に立ち、月を見る |
持蓮観音 |
じれん |
童男童女身 |
蓮葉の上に立ち、蓮華の茎を持つ |
合掌観音 |
がっしょう |
婆羅門身 |
蓮華の上に立ち、合掌する |
多羅尊観音 |
たらそん |
目の意味 |
雲の上に立つ |
青頸観音 |
しょうきょう |
仏身 |
岩上に座し、右手を立てた膝左手は岩 |
施薬観音 |
せやく |
|
水際の岩上に座し、右手を頬左手を膝 |
葉衣観音 |
ようえ |
帝釈身 |
岩上に座す |
徳王観音 |
とくおう |
梵身王 |
岩上に座し、右手に葉緑枝を持つ |
持経観音 |
じきょう |
声聴身 |
岩上に座し、右手に経を持つ |
円光観音 |
えんこう |
|
岩上に座し、合掌する |
延命観音 |
えんめい |
|
岩上に肘を付く |
阿耨観音 |
あのく |
|
岩上に座し、滝を見る |
滝見観音 |
たきみ |
|
断崖に座し、滝を見る |
能静観音 |
のうじょう |
|
海辺の岩に座し、手を岩に当てる |
岩戸観音 |
いわど |
|
毒蛇の住む岩戸に座す |
蓮臥観音 |
れんが |
子王身 |
池中の蓮華に座し、合掌する |
瑠璃観音 |
るり |
自在天身 |
水上の蓮華に乗り、瑠璃の香炉を持つ |
一葉観音 |
いちよう |
宰官身 |
水上に左膝を立てて座す |
蛤蜊観音 |
こうり |
居士身 |
ハマグリを前に座し、経典を持つ |
阿摩堤観音 |
あまだい |
|
白獅子に乗り、摩羯魚と吉祥果を持つ |
一如観音 |
いちにょ |
|
雲に乗り、雷を征服する |
龍頭観音 |
りゅうず |
天龍夜叉身 |
雲中の龍に乗る |
威徳観音 |
いとく |
天大将軍 |
右手に蓮華を持ち、岩上から水面を見る |
魚籃観音 |
ぎょらん |
|
魚籃を持つ、又は大魚に乗る |
灑水観音 |
しゃすい |
|
右手に散杖、左手に灑水器を持つ |
衆宝観音 |
しゅうほう |
長者身 |
右手を地に付け、左手を立てた膝に置く |
馬郎婦観音 |
めろうふ |
婦女身 |
法華経と頭蓋骨を持つ |
遊戯観音 |
ゆげ |
|
雲上に左膝を立て、右手を雲に付ける |
楊柳観音 |
ようりゅう |
|
楊柳の枝を右手に、又は花瓶に |
往生の時迎えに来てくれるのは聖観音。
菩薩 六観音 七観音 (六道を、それぞれ担当する)
如意輪観音 |
にょいりん |
天道 |
不空羂索観音 |
ふくうけんさく |
人間道(天台宗) |
准胝観音 |
じゅんてい |
人間道(真言宗) |
十一面観音 |
じゅういちめん |
修羅道 |
馬頭観音 |
ばとう |
畜生道 |
千手観音 千手千眼観音 |
せんじゅ |
餓鬼道 =大悲観音 |
聖観音 |
しょう |
地獄道 |
六観音の時は、不空羂索または准胝のどちらかが無い。
菩薩 六地蔵 (六道を、それぞれ担当する)
大堅固地蔵 (=堅固意菩薩) |
だいけんご |
天道 |
大清淨地蔵 (=持地菩薩) |
だいしょうじょう |
人道 |
清淨無垢地蔵(=宝印手地蔵) |
せいじょうむく |
修羅道 |
大光明地蔵 (=宝処菩薩) |
だいこうみょう |
畜生道 |
大徳清淨地蔵(=宝手菩薩) |
だいとくしょうじょう |
餓鬼道 |
大定智悲地蔵(=地蔵菩薩) |
だいじょうちひ |
地獄みち |
菩薩 六地蔵 (六道を、それぞれ担当する)
日光地蔵 |
預天賀地蔵 |
天道 |
除蓋障地蔵 |
放光王地蔵 |
人道 |
持地地蔵 |
金剛幡地蔵 |
修羅道 |
宝印地蔵 |
金剛悲地蔵 |
畜生道 |
宝珠地蔵 |
金剛宝地蔵 |
餓鬼道 |
檀陀地蔵 |
金剛願地蔵 |
地獄道 |
観音菩薩と地蔵菩薩は、衆生を救うため、あえて成仏するのを止めた菩薩です。
このため、多くの変化身を持ち、我々の近くにいます。
菩薩 文殊菩薩の眷属
烏波髷設尼童子 |
うばけしにどうじ |
八大童子 |
髷設尼童子 |
けしにどうじ |
八大童子 |
光網童子 |
こうもうどうじ |
八大童子 |
質多羅童子 |
しったらどうじ |
八大童子 |
請召童子 |
しょうじょうどうじ |
八大童子 |
地慧幢童子 |
ちえとうどうじ |
八大童子 |
宝冠童子 |
ほうかんどうじ |
八大童子 |
無垢光童子 |
むくこうどうじ |
八大童子 |
優塡王 于塡王 |
うでんおう うてんおう |
|
最勝老人 |
さいしょうろうじん |
|
善財童子 |
ぜんざいどうじ |
|
仏陀波利三蔵 |
ぶつだはりさんぞう |
|
菩薩 五大力菩薩(五大力吼) 鎮護国家を祈る任王会の本尊 五千の大鬼神の王
金剛吼 |
こんごうく |
千宝相のわ |
竜王吼 |
りゅうおうく |
金輪灯 |
無畏十力吼 |
むいじゅうりきく |
金剛杵 |
雷電吼 |
らいでんく |
千宝の羅網 |
無量力吼 |
むりょうりきく |
五千の剣輪 |
菩薩 五大力菩薩(五方菩薩) 密教の影響を受けている
金剛手 |
こんごうしゅ |
東方 金剛杵 |
金剛宝 |
こんごうほう |
南方 摩尼 |
金剛利 |
こんごうり |
西方 金剛剣 |
金剛夜叉 |
こんごうやしゃ |
北方 金剛鈴 |
金剛波羅蜜多 |
こんごうはらみた |
中央 金剛輪 |
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
仏教が出来る時にはバラモン教から天に、
密教が出来る時にはヒンズー教から妙用と天に、多く神々が取り入れられました。
明王 五大明王 八大明王
不動明王0123 |
ふどう |
常時 |
中心 |
|
降三世明王0123 |
ごうざんぜ |
真5,8 |
天5,8 |
東 |
軍荼利明王013 大笑(大咲)明王2 |
ぐんだり |
真5,8 |
|
南 |
|
|
天5,8 |
南 |
|
大威徳明王0123 |
だいいとく |
真5,8 |
天5,8 |
西 |
金剛夜叉明王03 |
こんごうやしゃ |
真5,8 |
|
北 |
烏枢沙摩明王13 |
うすさま |
真8 |
天5 |
北トイレの神様 |
大輪明王2 |
たいりん |
|
天8 |
|
歩擲明王2 |
ぶちゃく |
|
天8 |
|
馬頭明王23 |
ばとうみょうおう |
真8 |
天8 |
|
無能勝明王23 |
むのうしょう |
真8 |
天8 |
|
愛染明王 |
あいぜん |
|
孔雀明王 |
くじゃく |
|
太(大)元帥明王 |
たいげんすい たいげん |
|
明王 八大童子(不動明王の眷属)
矜羯羅童子 |
こんがら |
不動明王の脇侍 |
制多迦(制咤迦)童子 |
せいたか |
不動明王の脇侍 |
阿耨達 |
あのくた |
|
烏倶婆迦 |
うくばか |
|
慧喜 |
えき |
|
慧光 |
えこう |
|
指徳 |
しとく |
|
清浄比丘 |
しょうじょうびく |
|
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
天 主な天
聖天 |
しょうでん |
同神 |
歓喜天 |
かんぎてん |
|
執金剛神 |
しゅうこんごうしん |
=金剛力士・仁王(二体の場合) |
金剛力士 |
こんごうりきし |
同神 (独尊の場合) |
仁王 |
におう |
|
兜跋毘沙門天 |
とばつびしゃもんてん |
毘沙門天の異形 |
大自在天 |
だいじざいてん |
|
韋駄天 |
いだてん |
|
摩利支天 |
まりしてん |
|
吉祥天 =功徳天 |
きっしょうてん |
毘沙門天の妃 鬼子母神の娘 |
伎芸天 |
ぎげいてん |
|
荼吉尼天 |
だきにてん |
|
烏摩 |
うま |
大自在天の妃 |
訶梨帝母 |
かりていも |
同神 |
鬼子母神 |
きしもじん |
|
鳩槃荼 |
ぐばんだ |
夜叉。毘沙門天または増長天の眷属 |
十六善神 |
じゅうろくぜんしん |
般若菩薩の眷属 |
善膩師童子 |
ぜんにしどうじ |
毘沙門天の眷属 |
毘舎遮 |
びしゃしゃ |
広目天の眷属 |
薛茘多 |
へうれいた |
増長天の眷属 |
天 八方天 十天 十二天
帝釈天 |
たいしゃくてん |
東 |
|
火天 |
かてん |
東南 |
|
閻魔天(焔摩、焔魔) |
えんまてん |
南 =夜摩 |
|
羅刹天 |
らせつてん |
西南 |
|
水天 |
すいてん |
西 |
|
風天 |
ふうてん |
西北 |
|
毘沙門天 |
びしゃもんてん |
北 =単独の時の多聞天 |
|
伊舎那天 |
いしゃな |
東北 |
|
梵天 |
ぼんてん |
天(上) 十天 12天 |
|
地天 |
ちてん |
地(下) 十天 12天 |
|
月天 |
がってん |
月 12天 |
|
日天 |
にってん |
日 12天 |
|
天 四天王 帝釈天に仕え、八部衆を支配する。
持国天 |
じこくてん |
東勝身洲を守護 眷属は毘舎遮,乾闥婆 |
増長天 |
ぞうちょうてん |
南膽部洲を守護 眷属は鳩槃荼,薛茘多 |
広目天 |
こうもくてん |
西牛貨洲を守護 眷属は毘舎遮,龍神 |
多聞天 |
たもんてん |
北倶?洲を守護 眷属は夜叉,羅刹 |
天 七福神
毘沙門天 |
びしゃもんてん |
十二天にも |
恵比寿 |
えびす |
|
大黒天 |
だいこくてん |
|
寿老人 |
じゅろうじん |
|
布袋 |
ほてい |
|
福禄寿 |
ふくろくじゅ |
|
弁才天 弁財天 |
べんざいてん |
|
天 十羅刹女 じゅうらせつにょ 女性の鬼神 法華経を伝える者を守護する
玄奘訳 |
鳩摩羅什訳 |
本地 |
||
藍婆 |
らんば |
有結縛 |
うけちばく |
上行菩薩 |
毘藍婆 |
びらんば |
離結 |
りけち |
無辺行菩薩 |
曲歯 |
こくし |
施積 |
せしゃく |
浄行菩薩 |
華歯 |
けし |
施華 |
せけ |
安立行菩薩 |
黒歯 |
こくし |
施黒 |
せこく |
釈迦如来 |
多髪 |
たはつ |
被髪 |
ひほつ |
普賢菩薩 |
無厭足 |
むえんぞく |
無著 |
むじゃく |
文殊師利菩薩 |
持瓔珞 |
じようらく |
持華 |
じけ |
観世音菩薩 |
皐諦 |
こうだい |
何所 |
|
弥勒菩薩 |
奪一切衆生精気 |
だついっさい しゅじょう しょうげ |
取一切精 |
しゅ いっさいしょう |
多宝如来 |
十大羅刹女 八大羅刹女 十二大羅刹女 七十二羅刹女 もある。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
その他 八部衆 天龍八部衆
天衆 |
てん |
|
龍衆 |
りゅう |
広目天の眷属 |
夜叉衆 |
やしゃ |
多聞天の眷属 |
摩侯羅衆 |
まごら |
帝釈天の眷属 二十八部衆 |
乾闥婆衆 |
けんだつば |
持国天の眷属 二十八部衆 |
緊那羅衆 |
きんなら |
帝釈天の眷属 二十八部衆 |
阿修羅衆 |
あしゅら |
二十八部衆 |
迦楼羅衆 |
かるら |
二十八部衆 |
その他 二十八部衆 千手観音の眷属
八部衆の5王 |
|
|
|
蜜迹金剛 |
みつしゃくこんごう |
|
|
那羅延堅固 |
ならえんけんご |
|
|
東方天 |
とうほうてん |
|
|
毘楼勒叉天 |
びるろくしゃてん |
=増長天 |
|
毘楼博叉天 |
びるばくしゃてん |
=広目天 |
|
毘沙門天 |
びしゃもんてん |
|
|
梵天 |
ぼんてん |
|
|
帝釈天 |
たいしゃくてん |
|
|
畢婆伽羅王 |
ひつばからおう |
|
|
五部浄居天 |
ごぶじょうごてん |
|
|
沙羯羅竜王 |
さからりゅうおう |
|
|
金大王 |
こんだいおう |
=宝賢夜叉 |
|
満仙王 |
まんせんおう |
=満賢夜叉 |
同一神 |
満善車王 |
まんぜんしゃおう |
=満善車鉢真陀羅 |
|
金毘羅王 |
こんぴらおう |
|
|
金色孔雀王 |
こんじきくじゃくおう |
|
|
大弁功徳天 |
だいべんくどくてん |
|
|
神母天 |
じんもてん |
|
|
散脂大将 |
さんしたいしょう |
=散脂夜叉 |
|
難陀竜王 |
なんだりゅうおう |
|
|
摩醯首羅王 |
まけいしゅらおう |
|
|
婆藪仙人 |
ばすせんにん |
=聖仙 |
|
摩和羅女 |
まわらにょ |
|
その他 薬師十二神将(十二夜叉大将、十二神王) (薬師如来と薬師経を守る)
額に羅大将 |
あにら |
|
安底羅大将 |
あんていら(あんちら) |
|
因達羅大将 |
いんだら |
|
宮毘羅大将 |
くびら |
|
珊底羅大将 |
さんていら(さんちら) |
|
招杜羅大将 |
しょうとら |
|
真達羅大将 |
しんだら |
|
波夷羅大将 |
はいら |
|
伐折羅大将 |
ばさら(ばざら、ばきら) |
|
毘羯羅大将 |
びから |
|
摩虎羅大将 |
まこら |
|
迷企羅大将 |
めきら |
|
その他 十王 十三仏 (六道輪廻の裁判官)
裁判の日 |
十王 |
十三仏 |
|
死後7日 |
秦広王 |
しんこう |
不動明王 |
死後14日 |
初江王 |
しょこう |
釈迦如来 |
死後21日 |
宋帝王 |
そうてい |
文殊菩薩 |
死後28日 |
五官王 |
ごかん |
普賢菩薩 |
死後35日 |
閻魔王(焔摩、焔魔) |
えんまおう |
地蔵菩薩 |
死後42日 |
変成王 |
へんじょう |
弥勒菩薩 |
死後49日 |
太山王 泰山王 |
たいざん |
薬師如来 |
死後100日 |
平等王 |
びょうどう |
観音菩薩 |
死後1年 |
都市王 |
とし |
勢至菩薩 |
死後3年 |
五道転輪王 |
ごどうてんりん |
阿弥陀如来 |
死後7年 |
(蓮上王) |
れんじょう |
阿閃如来 |
死後13年 |
(抜苦王) |
ばっく |
大日如来 |
死後33年 |
(慈恩王) |
じおん |
虚空蔵菩薩 |
衆生には六道があり、どの道に輪廻させるかを、十王 13仏が裁判する。
地獄道 餓鬼道 畜生道 修羅道 人間道 天道
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
その他 十大弟子 (維摩経によるもの)
舎利弗 |
しゃりほつ |
智慧第一 |
第一弟子 舎利子とも。 釈迦より先に亡くなった |
摩詞目犍連 (目連) |
まかもっけんれん |
神通第一 |
二大弟子のひとり 釈迦より先に亡くなった |
摩詞迦葉 (大迦葉) |
まかかしょう |
頭陀第一 |
実質的な後継者 第1回仏典結集を主催する。 |
須菩提 |
しゅぼだい |
解空第一 |
仏教の中心思想「空」について 精通していた |
富楼那 弥多羅尼子 |
ふるな みたらにし |
説法第一 |
仏法の真理を理解させるのに 長けていた |
摩詞迦旃延 |
まかかせんねん |
論議第一 |
教えを判りやすく説くことに 長けていた |
阿那律 |
あなりつ |
天眼第一 |
修行中に居眠りし、不眠を誓い 実行したため失明した |
優波離 |
うばり |
持律第一 |
戒律に精通し、厳しく順守した 第1回仏典結集で、律を担当。 |
羅睺羅 |
らごら |
密行第一 |
おごることなく、規律をまもった 釈迦の長男。 |
阿難陀 (阿難) |
あなんだ |
多聞第一 |
釈迦の説法を、誰よりも多く聞いた 第1回仏典結集で、経を担当。 釈迦の従弟。 |
羅漢 十六羅漢 五百羅漢
羅漢とは釈迦の弟子という意味です。
開祖 始祖 中祖 その他
宗派を、興したり、大きく広めたりし、その宗派に大きく貢献した僧のことです。
鬼神
仏敵です。
仏教に帰依する前の、夜叉 修羅 等のことです。